目次
・位牌のサイズやスタイルには決まりはない
・文字入れは金色や白で
・表面には戒名前、裏面には享年などを書き入れる
・レイアウトを決めて書き入れる
位牌の文字入れには様々な形式があることをご存知でしょうか。
宗派や地域にもよりますが、この記事では一般的なものを取り上げてご紹介しています。
位牌のサイズやスタイルには決まりはない
位牌にはたくさんの種類がありますが、多くの宗派において特に決まりはなく、ご自身が好きなスタイルのものを選んで問題ありません。
しかし、中にはサイズについて、ご先祖様の位牌より大きなものは失礼だと考える方もいます。
実はサイズについても特に決まりはないのですが、ご親族間で納得のいくサイズのものを選んだ方がよいでしょう。
文字入れは金色や白で
位牌に書き入れる文字の色について見ていきましょう。
一般的には表面の場合、金色か白が使われます。
裏面の方は同じく金色や白のほか、朱色も使われます。
表面には戒名前、裏面には享年などを書き入れる
位牌の表面には戒名(宗派によっては法名)を入れます。
戒名がない場合は俗名でも問題ありません。
宗派によりますが、戒名の上に「梵字」を書き入れることもあります。
梵字とは、古代インドの文字が様々な変遷を経て日本に伝わった文字。
天台宗などではこの梵字を一文字入れることが多く、これは神仏を表します。
天台宗では、梵字は大日如来を表しています。
宗派によっては、阿弥陀如来を表すこともあります。
真言宗では「ア号」を入れます。
レイアウトを決めて書き入れる
故人一人の位牌のほか、夫婦で一つの位牌を作ることも可能です。
その場合は夫婦に銘文の名前を表面に書き入れることになりますので、レイアウトに注意しましょう。
裏面には没年月日や年齢を入れます。
なお、文字入れは、書きつける形式と、彫り込む場合とで選択することができます。
一般的に、黒漆の光沢が美しい塗り位牌では、金色の塗料を使って書き入れる方を希望する方が多く、木目が美しい唐木位牌の場合は、彫り込む方を希望する方が多いと言われています。
なお、彫り込む方が納期がかかります。
特に、機械彫りではなく手彫りの方が納期がかかりますので、四十九日法要に間に合うよう、余裕をもって注文するのがおすすめです。
Warning: array_shift() expects parameter 1 to be array, object given in /home/users/0/ceremo-heart/web/atowa.info/wp/wp-content/themes/ceremo_vol2.0/single-column.php on line 205